大人にきびのケロイドとはどのような状態か?
大人にきびができた跡はクレーターになることが多いですが、更にひどい状態になると、右の画像のようにケロイドとして残ってしまう場合があります。
大人にきびが悪化すると、その肌を回復させようとした身体が過剰に反応してしまい、他の健康な肌まで覆ってしまうのです。
ケロイドとは、通常は傷を治すために働く組織が必要以上に産生され、傷口をふさぐだけではなく覆い被さるように広がり、いつまでたっても消えないものをいいます。
にきび跡に発生するケロイドは、にきびをいじって化膿させてしまった場合に発生する可能性が高くなります。
ケロイドはコラーゲン線維が重なってできたものです。
毛穴などはなく、ポコンと膨れ上がった状態になったもののことをいいます。
同じようなものに肥厚性瘢痕というものがありますが、肥厚性瘢痕は進行性がないのに対しケロイドは進行して大きくなっていきます。
このようなケロイド状態になる場合を考えてみると、にきびがかなり進行して炎症を起こした時に現れます。
炎症が長期間に及んだり繰り返したりしながら炎症を起こすことでコラーゲンが過剰増殖して起こります。
体質がアレルギー体質の方は大人にきびがケロイドに発展しやすい傾向にあります。
これを防ぐには初期段階で大人にきびを沈静化させておくことがなにより肝心です。
ケロイドになりやすい体質・なりにくい体質
大人にきびがケロイドに発展するのには、医学的には色素が薄い人よりも色素の濃い人の方がケロイドになりやすいと考えられています。
また、医学的にはっきりとした男女の差はないとされているものの、一般的には男性よりも、むくみや冷え性の多い若い女性の方が大人にきびがケロイドに発展する可能性が高いと言われています。
さらにもともと赤み、かゆみ、血管拡張、患部の発熱など、炎症を起こしやすい人はケロイドになりやすい体質であるといわれています。
赤みも炎症も、根本の原因は新陳代謝の不良が原因です。
リンパの流れや、血液の流れを改善することで、ケロイドの改善や予防につながるといえます。
大人にきびのケロイド治療法
ケロイドは簡単には治せないのですが、特殊な治療法を用いれば治すことができます。
代表的なものは、ステロイドによる治療です。
ステロイドとは副腎皮質ホルモンのことで、アトピー性皮膚炎などの治療によく使われたりします。
ステロイドを使用すると抗炎症作用や皮膚を萎縮させる働きによって組織を縮小させていきます。
しかしながら、にきびのできやすい人にとってステロイドはかえってにきびができやすくなるので、専門医の指示に従って使用しましょう。
また、レーザーピーリングによる治療もケロイドには効果があります。
皮膚にレーザを照射して組織を軟化〜縮小していきます。
しかし、一度では効果が無いため1〜3ヶ月程度かかることになります。
肥厚性瘢痕であれば、手術をして切り取ってしまうこともできますが、ケロイドの場合は手術をすると拡大してしまうことがありますので手術による治療はできません。
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