大人にきび(ニキビ)ができるメカニズム

にきびができる原因の一つはアクネ菌

さっそく大人にきび吹き出物ができるメカニズムについて考えてみましょう。

 

まず大人ニキビや吹き出物を直接発生させるのは、アクネ菌という細菌が原因であると言われています。

 

アクネ菌(プロピオニバクテリウム・アクネス)は、皮膚に常に住んでいる常在菌のひとつです

 

画像左が顔に特殊な光(紫外線光)を当てて、顔の毛穴に住むアクネ菌(プロピオニバクテリウム・

 

アクネス)を視覚化した画像、右側がその毛穴に住むアクネ菌(プロピオニバクテリウム・アクネス)を

 

顕微鏡で拡大した画像です。

 

部位による分布、または全体数には個人差がありますが、視覚化すると少々気持ち悪いですね…。

 

このアクネ菌が、時として大人にきびや吹き出物の原因になるのです。

 

ですが、このアクネ菌の全てが必ずしも大人にきびや吹き出物の原因になるわけはありません。

 

本来、アクネ菌は肌を外部から守るためになくてはならない菌なのです。

 

 

 

紫外線を当ててアクネ菌を視覚化したもの アクネ菌のアップ
 〈紫外線を当ててアクネ菌を視覚化した画像〉          〈アクネ菌のアップ〉

 

 

皮膚にはいろんな細菌が住んでいますが、みな悪者ではなくそのバランスにより肌の状態を保っているのです。

 

このアクネ菌は、男女問わずみんな持っているものですが、その特徴として皮脂が大好きなことがあげられます。

 

したがって、身体に均一に住んでいるわけではなく皮脂の多く分泌しているところに沢山住んでいます。
大人にきびとアクネ菌はこちら

アクネ菌は皮脂が好き

では、アクネ菌はどのようにしてにきびを作り出すのでしょうか?

 

そのメカニズムを含めアクネ菌の特徴を交えて書き出してみました。

 

アクネ菌は皮脂を好み、皮脂の多い部分(頭、顔、胸、背中)に沢山住んでいます。

 

アクネ菌は通常は正常な皮脂づくりには欠かせない菌ですが、肌質が悪化すると、本来の正常な役割から一変します。

 

分泌されるはずの皮脂が毛穴内部で溜まり、皮脂が酸化し、酸化皮脂になります。

 

皮脂が酸化皮脂になるのと並行して、皮脂が毛穴内部に溜まり、毛穴に皮脂が塞がることで毛穴内部は空気が無くなり、周りにはアクネ菌たちの食べ物である酸化皮脂がたくさんあるため、アクネ菌は活発になると同時に大増殖します。

 

活発になり、大増殖する原因は、アクネ菌は通常の皮脂よりも酸化皮脂が大好きで、空気が嫌いな性質を持つからです。

 

大増殖したアクネ菌は、腐敗した質の悪い、遊離脂肪酸を作り出すようになります。

 

アクネ菌から産出されたその質の悪い皮脂が、大人にきびや吹き出物の炎症や化膿をますます悪化させる原因となるのです。

 

その結果、小さかった大人にきびや吹き出物は悪化して赤く熱を持った、赤にきびに発展してしまいます。

 

さらにアクネ菌の分泌するポルフィリンという物質が紫外線にあたることにより大量の活性酸素を生むことで、皮膚に炎症をもたらすのです。

 

しかし、アクネ菌が完全な悪者かというとそうではありません。

 

アクネ菌は酸素が嫌いな細菌で、皮膚のpHをコントロールして、他から侵入してくる細菌から肌を防ぐという大切な役割も担っている菌なのです。

 

従って、にきびの原因になるからといってアクネ菌の全てを肌からなくしてしまっては肌にとってマイナスになってしまいます。

 

皮脂とアクネ菌のコンビネーションにより発生することの多い大人にきびですが、過度に洗顔などをして、皮脂を洗い流したりすると、かえって体が皮脂の不足を感じて皮脂を出そうとしますので、石鹸や洗顔料の使いすぎは禁物です。

 

日頃から肌を清潔に保ち、皮脂やアクネ菌のバランスを保つための習慣を身につけ、ストレスなどを溜めないような生活を心がけることが、大人にきびの予防になります。

 

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