内臓不良による異常とは
人は、寝不足やストレス、疲労が重なったりすると、すべての内臓の働きが悪くなってしまいます。
肝臓の機能低下により解毒ができず、体内に毒素が溜まっていき寝不足や疲労感が増したりします。
胃腸が弱ると下痢や便秘、消化不良になり、毒素の排出能力が低下したり余分な栄養が吸収できなくなります。
下記はそれらの一例になります。
【内臓不良の主な症状】
胃腸 : 消化機能低下 → 胃もたれ、胃痛 等
肝臓 : 栄養貯蔵、解毒機能低下 → 血行悪化、倦怠感、疲労感等
腎臓 : 老廃物の排泄処理が滞る → 痛風、貧血、高血圧等
こうして体中に広がった毒素や余分な栄養が行き場を失い、大人にきびとして皮膚表面にあらわれる他、それ以外の体の不調にも大きく関わってくるのです。
大人にきびで内臓不調がわかる?
大人にきびができる場所によって、身体のどこに異常が発生しているのかを知ることができる場合があります。
上の表のとおり、顔のどこの部位に大人にきびができたかによって、体の不調をおおよそ察知することが可能です。
ニキビは化膿性疾患のひとつなので、体に余分な熱が溜まっているとできやすくなります。
熱は上半身に集まるので、顔以外では頭皮や胸元、または背中などの上半身に多く出るようです。
この体に溜まった熱に老廃物が組み合わさると、ニキビ発生の要因になるようです。
一年中顔に腫れたような赤いにきびがあって、なかなか治らないよという方は、血液に老廃物がたまりドロドロになっていて、皮膚などの細かい部分に栄養が行き渡っていない可能性が考えられます。
このような方は、まず水分を多めにとりバランスの良い食生活を送ることに心がけましょう。
スナック菓子や脂肪分の多い食品の摂取は控えめにして海藻類や豆類、野菜や魚などを中心とした食事に効果があります。
肝臓に異常があると目の周辺、頬や口のまわりなど顔の比較的薄い部分や背中などに大人にきびができます。
アルコールやタバコ、油の多いもの、インスタントラーメンや加工食品を多く摂る人は肝臓に負担がかかっていると認識すべきです。
腎臓の働きが鈍ると口周りや顎に大人にきびができます。
腎臓のろ過機能の低下が血液の汚れとつながり発症します。
顔のむくみなどの症状が合わせて出ているようでしたら腎臓の機能障害を疑ってみる必要があります。
これらの改善策として・・・
1、水を1日に1.5〜2リットル程度飲む
2、バランスの良い食生活(和食、海藻の積極的摂取)を心がける
3、スナック菓子、レトルト、インスタントは控える
などが考えられます。
私はこのことを知って、ペットボトルの水を出来るだけ持ち歩き、1日2リットルを意識して飲んでいます。
1日2リットルの水を意識して飲むと大人にきびが改善されるほか、ガンなどのもっと大きな病気になるのも予防できます。
大人にきびや吹き出物だけでなく、体全体にいい効果をもたらしてくれるのです。
私はこの1日2リットルを飲むことを実行してから、便通がよくなり、大人にきびも改善されてきたように思います。
私の勤める会社にもウォーターサーバーが置かれていますし、最近は個人宅にも安価でウォーターサーバーが置けれるようなサービスが出てきました。
水の対する価値観や考え方が変わってきているのだと思います。
男性に多い内臓不調由来の大人にきび
最近では女性の飲酒や喫煙も少なくありませんが、基本的にはこうした生活習慣は男性に多く見られます。
会社での付き合いによる飲酒や脂っこい食生活、ストレスが原因でついついタバコを吸ってしまう、自炊が面倒だからと加工食品を食べてしまうなどが考えられます。
ただでさえ男性ホルモンを多く持っている男性ですから、大人にきびは女性に比べて発生しやすい状態です。さらに生活習慣が悪いと大人にきびが生まれてしまう原因を自分で作り出しているようなものです。
内臓の不調は、ストレスの低減や食生活の改善で治る場合もありますが、慢性的なものや症状が重いと感じたら、専門医に相談し適切な治療を行うことが最も必要なことです。
大人にきびが発生する要因がいろいろありますので、これを身体からの警告のシグナルととらえ、早めの改善を心がけましょう。
顔は内臓のあわせ鏡なのです。
特に腸が荒れていると必然的に顔の肌も荒れてきます。
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