大人にきびを改善・予防するのは洗顔
できると厄介な大人にきびですが、予防方法について考えてみましょう。
まず、数ある予防方法の中で一番お手軽にでき、身近なものと言えばやはり洗顔でしょう。
汚れを落とし雑菌の繁殖を抑えることで大人にきびの発生を予防することができます。
洗顔は効果が高いものの、にきびができないようにするには方法があります。
特に男性にありがちな、とにかくやみくもに洗顔をすれば良いという考え方は大きな間違いであり、大人にきびを悪化させる原因です。
洗顔がかえって逆効果になるということを知っておくべきです。
皮膚の表面はもとから保湿成分があり、なにもしなくても常に皮膚を守っています。
空気が乾燥したり湿気が多くなったりするとこの保湿成分をコントロールして皮膚を一定の状態に保っているのです。
男性の過剰な洗顔はオイリー肌を助長する
男性にありがちな洗顔の強度や回数を増やしていくのは大人にきびにとっては大変危険。
保湿成分は流されてしまい、皮膚表面の角質層がむき出しになってしまいます。
皮膚は、肌荒れしていると感じてしまい、予防の為に皮脂を大量にだそうとします。
これにより、脂っぽい肌となりにきびの発生要因をつくりだしてしまうのです。
皮膚には常に細菌がおり皮膚の酸性度(PH)をコントロールしたり、他の有害な細菌の繁殖を防止したり、様々な役目をしているのです。
これを常在菌とよび、にきびの原因とされるアクネ菌もこの中に含まれていて、普段は肌にかかせない細菌なのです。
このような状態のなかで洗顔をしすぎると常在菌が流され、細菌の生息バランスがくずれてしまいます。
とくに殺菌作用のある洗顔剤を使用するときは、使いすぎに注意が必要です。
正しい洗顔方法をマスターしましょう
せっかく優れた効果がある、ニキビケア専用洗顔でも、洗顔が正しくできなければ元も子もありません。
宝の持ち腐れにならないように、きちんとした洗顔方法をマスターしましょう。
それと前提条件として毎回、以下の3つのポイントだけは必ず守って実践してください。
1日2回というのは、洗顔はあくまで余分な皮脂と汚れを除去するために実施するのであって必要な皮脂まで除去してはいけません。
この1日2回の回数を超えると、本来は肌の健康に必要な皮脂でさえも、除去してしまう可能性が出てきます。
必要な皮脂を除去してしまうと、肌は、皮膚表面を乾燥させまいと普段より多量でしかも質の悪い皮脂を分泌してしまい、かえって大人にきび・吹き出物の発生要因を作ってしまい逆効果になります。
そうしたことから、顔のテカりが気になっても洗顔をするのはは1日2回までとしましょう。
日中、顔のテカりがどうしても気になる際は、清潔なハンカチなどで、ポンポンと肌を押すように拭き取ってください。
2番目は洗顔をする順番です。
必ず洗髪や、髪のケアがすべて終わった後に洗顔を行ってください。
では逆の順番で、洗顔後に髪を洗うとどうなるでしょうか。
洗顔後に、髪を洗い髪のケアをすると、せっかく綺麗に汚れや余分な皮脂を洗いながした顔に、髪の汚れや皮脂、シャンプーやリンス、トリートメントなどの石鹸かすを顔に付着させる原因となってしまいます。
顔に汚れや皮脂、石鹸かすがそのまま顔の毛穴に残ると、大人ニキビや吹き出物の原因となってしまいます。
ですから必ず洗髪後に洗顔を行ってください。
3番目のポイントは当然ですね。
汚れて雑菌だらけの手で顔を洗ってしまっては元も子もありません。
泡立てネットにも同じことが言えます。
不衛生な泡立てネットで洗顔料を泡立てても、にきびや吹き出物には悪影響です。
いかがでしたか?
もし、当てはまる項目があるとするならば、あなたの大人にきびや吹き出物の原因はそれかも知れません。
一度、検証してみましょう。
洗顔を行う前に。
そもそも洗顔とは大人にきびや吹き出物にとってどういう行為か、あなたは考えたことがありますか。
毎日ほぼ誰もが行う、大人にきび・吹き出物治療法なので考えたこともない方が大半かと思います。
それどころか、洗顔は大人にきびや吹き出物の治療の一つと捉えていない方も多くおられるかも知れません。
洗顔とは、大人ニキビ・吹き出物の物理的な原因である、皮脂や汚れを顔から除去することが出来る日常生活に於いて唯一のチャンスであり、方法です。
ですからしっかり丁寧に実施していきましょうね。
正しい洗顔方法 @洗う
それではまず、蛇口のお湯をぬるま湯にセットしてください。
目安は、湯船のお湯よりも少しぬるめ程度です。
次にそのぬるま湯で顔をかるくすすいでください。
顔の表面の細かいほこりや、異物を洗い流し、泡立ちをよくします。
そして洗顔料を、背面の注意書き通りに清潔な手もしくは、泡立てネットをお持ちであれば清潔な泡立てネットを使用し、洗顔料を泡立てます。
(一部商品は泡立てなくてもいい洗顔料もあります。製品の背面の使用方法を確認してください)
泡立ての目安としては、だいたいリンゴ1つ分くらいの大きさを目安にしましょう。
(あまり大量に泡立て過ぎてしまっても扱い切れないだけで、無駄になってしまいます。)
皮脂分泌の活発な、鼻筋やおでこのTゾーンから、頬、フェイスラインもしっかり洗顔していきます。
顔に円を描くようにくるくる手を動かし、泡を転がすように優しく洗うことを意識してください。
手と顔の表面とをゴシゴシ接触させる必要はありません。
洗顔の目的はあくまで、泡を潤滑材にして、顔表面の皮脂はもちろん、毛穴に詰まる皮脂栓や汚れを浮かし、汚れた泡と共に洗い流すだけです。
ですから、毛穴の奥まで綺麗に洗ってやろうとか、ゴシゴシ洗って毛穴の奥の皮脂を捻り出そうとか余分なことは考える必要はありません。
さらに私が毎回心掛けているのは、リラックスして自然にホッと一息深いため息が出るまで、つまり自分がリラックスできるまで顔を泡でマッサージしています。
リラックスすることで顔の緊張もほぐれ、血の巡りを良くし、大人にきびや吹き出物の炎症の抑制に繋がります。
正しい洗顔方法 Aすすぐ・洗い流す
洗うのも重要ですが、洗うことよりもさらに重要なのは泡を洗い流す、すすぎです。
すすぎの目的は、洗顔によって汚れた泡と、洗顔料で浮かしきれず取りきれていなかった毛穴に詰まっている皮脂栓や汚れを洗い流すことです。
意識すべきことは、単に泡を落とすことだけではないということです。
単に泡を落とすだけだと思い込んで、下のような行動をとっている方は今日からその行動を控えましょう。
泡を洗い流すだけだと思って、4〜5回すすぐだけの方
シャワーでシャーッと簡単に洗い流して終わりという方
シャワーからのお湯を直接顔にかけてシャーッと雑にすすぐのではなく、両手でお湯を貯めて20回を目安にすすぐようにしましょう。
シャワーからの勢いのあるお湯を直接顔にかけてしまうと、水流の刺激で、まだ流し切れていない石鹸かすや、皮脂、汚れが残ったまま毛穴が閉まってしまいます。
皮脂や汚れ、石鹸かすは大人ニキビ・吹き出物の原因になってしまうだけでなく、炎症の原因にもなります。
必ず、シャワーのお湯を直接かけてすすぐのではなく、両手で貯めたお湯でしっかり洗い流すようにしましょう。
20回という回数ですが、私がいつもピーリングでお世話になっている美容皮膚科の先生が教えてくださった回数で、水分と油分とのバランスが一番保たれる回数なんだそうです。
すすぎ方のコツはお湯を使って毛穴の中の汚れを洗い流すイメージで、激しくバシャバシャゴシゴシすすいではいけません。
両手と顔の表面とにお湯があることを意識して丁寧にゆっくりすすぎます。
すすいでいる間、顔をマッサージしながらだと、血行を良好にするので大人ニキビ・吹き出物にはさらに効果的です。
硬く芯のある芯ニキビも痛くない程度にムニムニと揉んでマッサージしてみましょう。
毎回続けることで芯が柔らかくなり、治りが早くなります。
すすぎが終わったなと思ったら、一度鏡で洗い上がりの顔を確認してください。
毛穴から出かかっている皮脂栓が残っていればすすぎ不足ですのでさらにすすぎを行います。
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