思春期ニキビ編 高校時代のニキビの悩み
高校時代のニキビはオデコの左右、オデコ中央にはほぼニキビはなく、左右の頬と鼻筋には中学時代と同じようにニキビが発生していました。
高校時代の私のニキビの状態を図示すると下の画像のようなイメージになります。
いずれもケロイド状までは発展しないものの、2つか3つニキビがつながった炎症ニキビの他、頂上がポツッと尖がっていている赤ニキビや白ニキビが多く発生。
高校生活でのニキビの悩みで特に印象深いものとして・・・
- 朝・・・徐々に髭が生え出し、髭を剃ると必ずニキビを潰してしまい流血するので毎朝の
髭剃りがものすごく憂鬱だった。
- 授業中・・・ノートを枕に居眠りをしてフッと目覚めると、ノートが頬のアブラでドロドロに
なっていて、ノートのページがよくアブラのシミだらけになっていた。
- 体育での柔道の時・・・おまえと組むとニキビ汁が自分の柔道着に付きそうだから嫌だと
組み手を断られ、常に先生と組み手をしていた。
- 昼・・・学食で揚げパンを買おうとすると学食のおばちゃんに、こんなの食べるとまたニキビが
増えちゃうわよ。と度々アドバイスをうけた。
- 中学の時より女の子の視線も気になり、アブラ取り紙をクラスのゴミ箱に大量に捨てると、捨てたのが自分と思われるのが嫌なので、ポケットに使用済みのアブラ取り紙を忍ばせ、まとめてトイレに流していた。
- 知らないうちにニキビが潰れていたり、真っ赤な炎症ニキビがある自分の顔を、女の子が間近で見て不潔だと思われたくなかったので女の子と顔を近づけることが急に怖く、恥ずかしくなった。
やはりとにかく周囲の視線がすごく気になりました。
顔がアブラでテカテカだったので、自分がその場所で浮いた存在になっているのではないか?変に目立っているのではないか?
自分が他人からどう見られているのかが気になって気になって仕方がなかったと思います。
放課後は、サッカー部でしたので年間を通してほぼ毎日砂とほこり、雨の日は泥にまみれて練習をしました。
練習が終わると部室の水道で真冬でも真水で洗顔。
洗顔後はタオルで拭き取るのみで、今思い返すと化粧水等のケアはなにもしませんでした。
化粧水で洗顔後のケアなんかしている同級生は誰もいませんでした。
この当時は、洗顔後、化粧水でケアをする重要性を知りませんでした。
監督からも先輩からも同級生の仲間からも、さらには後輩からも・・・
なんでそんなにニキビできるん?
おまえニキビまた酷くなったなぁ。
僕も中学の時、同じくらい酷かったですけど、洗顔しまくったら治りましたよ。
・・・とたびたび聞かれ、聞かされ、それがすごく嫌でした。
ニキビについてとにかくいろいろ言われて、聞かれて、その都度、笑顔で受け流して、耐える日々でした。
なんなら心配してくれてありがとうまで言って、帰途中や、帰宅してから宅して心の中で泣くいてました。
記念写真を撮れば顔のテカリでフラッシュが反射し、ナイターの光が反射して顔がやたらとギラつき、煙草を吸ってる仲間と一緒にいれば、引火するから消すわ。
と気を使われ、アブラギッシュ→ギッシュと一瞬、あだ名までついちゃいました。
最初は笑って気になんかしていなかったものの、周りを見渡せば自分のようなニキビの多い人はなぜか少なかったように思います。
それで段々、自分がニキビ顔という事を深刻にとらえるようになり、これはきちんと治さなければ、ちゃんと治そうとしないと治らないなと考え始めました。
ビタミン剤と洗顔料を買い漁るも・・・
ニキビの症状や顔のテカリ具合は、誰が見ても私の方がその子より酷かったのですが、例え同レベルでなくてもニキビ顔の人は気になるものです。
そんなある日、いつの間にかその子の顔の左右の頬や、鼻の頭にあった小さいプチプチとした赤ニキビがほとんど目立たなくなっていました。
チョコラBBを1瓶、毎日欠かさず飲んだらニキビがひいてきたのだと話してくれました。
実績があるのであれば、私も試してみようと思い立ち、そこで初めてチョコラBBを買いました。
そして毎日食後に服用しましたが・・・彼女のように劇的な改善につながることはありませんでした。
その他ビタミン剤を何種類試したのでしょうか?
普通の人の軽々倍くらいはビタミンを摂ったんじゃないか(残念ながらビタミンは溜めておけないので不要分は体外へ出てしまいますが・・・)と思うほど毎日飲み続けました。
私はこの当時、便秘気味した。
便が不規則で、毎日便通があるときも、何日も便通がないときもありました。
後々知ったことなのですが私と同じような、便秘気味な方は腸内を正常化し、便通を正常にしてからでないと、ビタミン剤の効果は得られません。
ビタミン剤を含む栄養成分の多くは主に腸内で吸収されるからです。
腸内が荒れていては体に吸収されることなくほとんどが体外に排出されてしまいます。
ですから私の場合は、当時便秘気味でしたので腸内環境がよくなかったことが、ビタミン剤の服用を続けていてもニキビがあまり改善しなかった原因だと思います。
今、ビタミン剤の服用を続けられている方で、あまりニキビが改善していない、効果が十分に実感できないという方は腸内環境があまり良くないのかも知れませんね。
腸内環境を整えるには、豆腐や、納豆、ヨーグルトやキムチなどの発酵食品を多く摂ることで腸内環境を整えることができます。
中でも、キムチは毎食食べるようにしています。
美肌美人が多い韓国では幼少より毎日キムチを食べて育っている為、あのような美肌美人が多いのではないでしょうか、という肌に関する記事を読んだことがあるからです。
毎日キムチを食べることで便通は格段に良くなったと思います。
ちなみに、高校時代は納豆をほぼ毎食食べていました。
同じく発酵食品ですが、あまり便通はよくなかったと思いますし、汗がなんとなく納豆臭くなった(?)ですので、ご自身に合った発酵食品があるのかも知れませんね。
ビタミン剤は結局、朝晩の食事のあとに飲む錠剤に嫌気がさしたのと、ニキビが劇的に改善されないこととでメンタル的にも萎えてしまい、半年ほどで断念。
それ以後はニキビに効くと聞き、牛乳石鹸に塩をトッピングして洗顔してみたり、ニキビとか、テカリを抑えるとかのキャッチフレーズが貼られている洗顔料も買いまくり日替わりで使うものの・・・。
でも、洗い方はワシワシと雑だったと思いますし、思い返すと洗顔後のケアは結局何もしてなかったですね。
みんな、大してスキンケアなんかしていないのに自分だけが面倒なケアをしたくない。
ニキビや、洗顔に対して知識が乏しいので洗顔や洗顔後の化粧水の重要度が分かっていない為、結果、面倒でやらない。
といった理由からでしょうか。
携帯電話は持っていましたが、今みたいに快適にネットが使えるわけではなかったと思いますし、(カラー液晶が徐々に出だしたくらい)自分のパソコンがあるわけでもなかったですし、情報源は口コミか、薬局くらいでしたね。
ハンズとか、ロフトとかもない田舎でしたのでコンビニコスメに近いものとか、それより少し値の張るようなものしか選択肢がなかったですね。
その中で片端から洗顔料を試していました。
クレアラシル
ビオレ
ギャッツビー
アレフ
メンソレータム
ヌーディー
ウーノ
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朝の顔は汚れていないはずなのでスクラブなしの洗顔料で洗顔し、夜は顔に付着している汚れや皮脂も多いだろうと思い、スクラブ入りの洗顔料で洗顔をしていました。
ニキビに対しての効果は感じられませんでしたが、当時としては自分なりにニキビ治療をしていたのだと思います。
価格としては300円前後が多く、ウーノとメンソレータムが500円程だったと思います。
同価格帯はほぼ同じような成分ではないかと思いますが、なるべく着色料や香料などの余分なものが入っていないものをお勧めします。
逆に言うと、ここまでの低価格なものに肌の健康を考えた良質な成分が入っていたとしてもごくわずかだそうです。
製品の品質を安定させたり、色や香りを付けたり、泡立ちを良くしたりといった洗顔料本来の顔の汚れや皮脂を落とし、肌を健やかに保つという主旨とは関係のない物が数多く含まれています。
ですから、泡で洗顔をした後のすすぎは特に大切なので必ず、きっちり落とすことを意識してすすいでください。
すすぎを怠ることで、その色や香りを付けるためだけに洗顔料に含まれている成分、言いかえると肌に良くない成分が毛穴に残ったままになり、そのまま毛穴が閉じてしまい、ニキビの悪化の原因になるからです。
また、自分はオイリー肌だと思っている方の中にはひょっとしたら・・・
という洗顔料から始まるニキビ悪化のスパイラルに知らず知らずのうちに陥っている方も中にはおられるようです。
ですから、オイリー肌だと自覚されている方は、一度洗浄力の弱い女性用の敏感肌用の洗顔料や赤ちゃん用の石鹸も試されると、案外肌の調子がよくなったりするかも知れませんね。
それと気をつけたいのがスクラブ入りの洗顔料です。
毛穴の汚れや、コメドの除去を意識しすぎて肌を必要以上にこすってしまうと、肌表面のバリアを壊すことになり、ニキビを悪化させてしまうので、スクラブなしの洗顔料での洗顔よりもスクラブ入り洗顔料で洗顔するときは軽い力で洗顔するように心がけるなど注意が必要です。
私は当時、墨洗顔が流行っていたので、色の黒い墨洗顔も数多く試しました。
本来墨には肌の新陳代謝を促すとされているミネラルが豊富に含まれているほか、有害物質を吸着する性質があるようです。
墨洗顔はそれを応用したもので顔の表面の汚れを吸着し、新陳代謝を促すというものでしたが、体感できる効果は得られなかったと思います。
いろいろな種類のものが出回っていますが洗顔料は自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
当時私はついつい、パッケージのかっこいいもの、CMでよく見かけたものなど、肌と合った洗顔料を選ぶという本質から遠のいた部分で洗顔料を選んでしまっていたかと思います。
高校生時代の思春期にきびについてのポイント
高校時代を振り返って、当時の私の顔の状態は・・・
いつも皮脂でテカテカ。
鼻の根元には白ニキビが常に発生。
炎症ニキビが大量に発生。
高校時代を振り返って、現在の私が反省すべき点は・・・
- 洗顔が雑
→ 丁寧に洗わない、すすがない。治療ではなく、作業で洗顔をしていました。
洗顔料の効果的な使い方をマスターして実践しましょう。
洗顔料の効果的な使い方はこちら! - 洗顔後のアフターケアは化粧水だけで、乳液は使用していない。
→ みんなが化粧水を使っているから、みんなに合わせて化粧水を使う程度でした。
- ニキビを気にしてよくニキビを触る。(よく潰す)
→ ニキビが出来ているのを他人に見られたくないので、すぐに潰していました。
- 脂取り紙で皮脂を拭き取りすぎる。
→ 乾燥肌の原因になりますので、使わないことをおすすめします。
現在、高校生で思春期ニキビに悩まれている方へ
私は高校の時のニキビが一番ひどかったと思います。
部活が終わった後、真水で洗顔をした後、コンビニコスメの化粧水を使っていただけでした。
私の高校時代はあまり男子がスキンケアを心がけるといった時代ではなかったように思います。
むしろ男子がスキンケア、つまり肌のことを気をかけるといった風潮が浸透する最初の頃かもしれません。
ヌーディーや、アレフ、ギャッツビーといったメンズコスメの出始めだと思います。
みんな脂取り紙をこぞって携帯していました。
しかし、この脂取り紙が皮脂分泌を助長させ、新規のニキビが発生する原因となり、既存のニキビが悪化する原因なのです。
具体的には・・・
ですから、頻繁に脂取り紙で皮脂を拭取ることは控えることをお勧めします。
もし、どうしても顔の皮脂が気になるようなときは、清潔なハンカチで押すように拭取るようにしましょう。
皮脂という表面的なものを、脂取り紙で拭き取るだけという小手先だけの対処をするのではなく、根底からニキビを治療していきましょう。
根底からニキビを治療していくことで、ニキビの原因である皮脂分泌も正常に戻すことが出来ます。
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